どんなに暑い夏でも、凍える程寒い冬でも測量しなければ作業が一向に進まない土木建築関連従事の皆さん、本当にご苦労様です。道具の進化がめざましく、工期や納期が短縮出来ている事と思いますが、今回は測量や水平出しに使われている『レベル』についてお話致します。
レベルは大きく分けると4種類があり『オートレベル』『ティルティングレベル』『デジタルレベル』『レーザーレベル』に分かれます。この中のレーザーレベルでペンタックス社から発売されている『回転レーザーレベル』にスポットを当ててみたいと思います。
このレーザーレベルとは、工事現場などで高低差を測量する為にレーザを照射する機械です。公共測量には使える程の精度は持ち合わせておらず、軽量、コンパクトな作りなので主に土木建築関連で使用されております。
手軽な乾電池式電源で使用でき、(電池も含めても2.5kgの総重量)一番の特徴は「自動整準機構」を採用しております。
この「自動整準機構」とは、セット後に電源を入れれば自動的に整準・補正を開始するシステムです。レーザ光線が水平に射出されるようになっていますが、作動中に振動などで本機の水平補正が不安定な場合は、受光器(ディテクタ)の表示部が点滅し、完全な水平でないことを知らしてくれます。価格もライカやトプコンと比較すると半分程度と手頃なのも人気の要因でしょう。
弊社ではペンタックス製の回転レーザーレベルの買い取りを強化しております。購入したけれど、もっと高い精度が必要になった方や、新しいレーザーレベルに買い替えて古い機械が不要になられた方は是非一度ご連絡下さい。基本的に屋外での使用が前提の品物なので、汚れていても傷が付いていても買い取り対象になりますので躊躇せずにご連絡よろしくお願い申し上げます。